第5回:現役カウンセラーが教える!海外との考え方の違い
- 2021.01.27
- 心の病気

こんにちは!カリスタです♪
緊急事態宣言が出たため、
なかなか友人とご飯に行けないのが悲しい毎日です…
さて、今回は海外と日本の心の健康について、
海外生活を経験した、
私個人の意見や体験も交えながら比較してお伝えしようと思います。
ちなみに前回の記事はこちら→
第4回:現役カウンセラーが教える!相談先の選び方
お金と幸せの関係
悲しいことに、
日本では若者から高齢者まで多くの人が自殺を選んでいます。
私が留学していた時、
外国人の友人から日本の自殺率の高さについて聞かれたことがあります。
彼は治安が悪く決して裕福ではない国の出身でしたが、
「自分の国で日本みたいに自殺する人は多くないよ。
だっていつ殺されるか分からないからね。
お金もないけどみんな笑って生きてるよ」
と明るく話していました。
お金はあるけれど我慢やストレスの多い人生と、
お金はないけれど毎日笑って生きる人生、
どちらが幸せなんだろう、
と疑問に思ったものです。
もちろん皆幸せや豊かな人生を求めて頑張って仕事をしたり、
人付き合いも上手くやろうと努力しますが、
私には彼が話す生き方が少し羨ましく見えました。
夜の仕事を楽しめている人、
何か目標を達成するために我慢して働いている人、
なんとなく続けている人、
事情は色々だと思いますが、
お金と幸せのバランスが取れるところを見つけ、
時には“これぐらいで良いか”と
頑張り過ぎないことも大切にして欲しいと思います。

海外と日本のカウンセリング
海外(特に欧米)の映画やドラマは
心の病気やカウンセリングをテーマにしたものが数多くあります。
そうしたテーマではない作品にも
不意に専門用語が出てきて驚いたこともあります。
日本の作品と比べると
より細かくリアルに描かれているような印象があります。
海外と日本の、カウンセリングとの
距離感の違いと言えるかもしれません。
それぞれの国で事情は異なりますが、
例えばアメリカではカウンセリングは保険がきくことが多く
(保険料の高さは別として…)、
カウンセラーから薬を処方してもらうことも出来ます。
日本に比べるとカウンセリングへの敷居は低いと言われています。

カウンセリングを受けることとは
多くの人が心の問題は人に知られたくないと
思っているでしょうし、
カウンセリングを受けることが
恥ずかしいことだと思っているかもしれません。
どうしても私たちは周りからの目を気にしてしまうからです。
私が出会った多くの外国人は、
人からの目を気にするよりも
自分がどう生きたいかに焦点を当てていて、
幸せに生きることに積極的で、
やりたいことを大切にしている人が多い印象がありました。
日本には日本の文化、
海外には海外の文化があるので、
どちらかが良い、悪いということはありません。
ただ、周りの目や評価を気にするせいで
自分を責めたり罪悪感を持ったり、
生きづらいと感じることは避けるべきことだと感じます。
カウンセリングは自分らしさを見つける場所でもあります。
カウンセリングが必要ないくらい健康であることが一番ですが、
日本でもカウンセリングは誰でも利用して良いものと認識して欲しいなと、
個人的には願っています。

ちなみに・・海外と夜の仕事
私はとある英語圏の国に留学していましたが、
そこで夜の仕事をしている日本人もいました。
あまり詳しいことは聞きませんでしたが、
現地にいる日本人や外国人を相手に仕事をしていたようです。
お金に裕福かどうか、
性的な関係に対しての捉え方、
離婚率など、
それぞれの国の違いが
夜の仕事の形にも表れているのではないかと思います。
例えばキャバクラは日本独自の文化とも言われています。
表では見えにくい夜の仕事を知ることで、
その国の文化が見えてくるような気もしています。

いかがでしたでしょうか?
カウンセリングに関しての掲載は今日で終わりです!
皆さん、私の記事にお付き合い、
ありがとうございました^^
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