第1回:現役カウンセラーが伝えたい!女性のメンタル不調①(摂食障害)

第1回:現役カウンセラーが伝えたい!女性のメンタル不調①(摂食障害)

こんにちは!
カリスタです♪

最近コロナで全く外に出てなく、
友達と全然会えてなくて寂しい日々を送っています…

今回から女性のメンタル不調に関してお伝えしていこうと思います。

メンタル不調には、
生理や、出産、妊娠に関係する体の機能上、
女性にしか現れない不調と、

社会的な問題や
ジェンダーの問題が背景にあるような
男女差が見られる不調があります。

男性に比べて女性に多いとされている、
メンタル不調の一つに【摂食障害】があります。
夜の仕事をしている女性は人に見られる職業柄、
体型をはじめ容姿に意識を向けることが多いでしょう。

摂食障害は自分でも気づかないうちになっていることも多いので、
「自分は大丈夫かな?」
と考えるきっかけになればと思います。

摂食障害とは

摂食障害とは、
【体重や体型に対して強いこだわりを持ち、
体重増加を恐れて食行動の異常が現れる】
ことを呼び、
大きく分けると拒食症と過食症の2つのタイプがあります。

拒食症食事量の制限による体重の減少があり、
過食症自分でコントロール出来ないくらい大量の食事を取ります。

拒食症と過食症は正反対のイメージを持ちやすいと思いますが、
どちらも体重増加や肥満に対する恐怖心があり、
嘔吐、下剤の使用、絶食、過剰な運動などで体重を減少させる、
肥満を回避するための行動が見られることがあります。
(そうした行動はなくても、過食後に強い罪悪感を抱いたり
うつ気分になる場合なども摂食障害に該当することがあります。)

摂食障害になりやすいタイプ、治療について

摂食障害の背景には多くの場合心理的な問題が存在しています。


過去の体験や性格も影響するので原因は人それぞれですが、
拒食症は“周りからどう見られているか”という不安、
過食症は怒りや孤独感などが影響しやすいとも言われています。

例えばダイエットをして痩せたことを周りから褒められ、
それがきっかけで食行動に
大きく依存していくこともあるので注意が必要です。


夜の仕事をしている方の場合、
周りから痩せていることを求められることもあるかもしれません。

ですが、摂食障害はうつや別の物への依存といった、
他のメンタル不調に繋がる可能性があったり、
拒食症では生理が止まることもあります。

栄養不足や低体重がある場合、
きちんと治療をしないと命に係わる問題にも発展します。

早めに精神科や心療内科などの医療機関を受診しましょう。

痩せている=美しい?

日本では雑誌やメディアの影響で“痩せている人が
美しい”という価値観が浸透し過ぎているように思います。


見た目は魅力の一つであり、
私たちの価値は見た目だけで決まるわけではありません。

夜の仕事でも、時には会話のスキルが高い人や、
笑顔で堂々としている人の方が人を惹きつけることもあるでしょう。

痩せていることや見た目の美しさだけに依存しないよう、
ありのままの自分に自信が持てると心が軽くなると思います。

いかがでしたでしょうか。
次回も女性のメンタルに関してお伝えしていきますね!