第1回:現役カウンセラーが教える!夜の仕事のストレスとは?

第1回:現役カウンセラーが教える!夜の仕事のストレスとは?

こんにちは!
ライターのカリスタです。
私は現在カウンセラーをやっていて、
日々色々な悩みやストレスを抱える方と接しています。
今回、夜の仕事をしている方のストレスに関して
記事をかかせていただくことになりました。
今回はストレスに関してお伝えします。

夜の仕事で避けられないこと

キャバ嬢や風俗嬢をやっていると、
どうしても避けられないこと…それはストレスです。
嫌いなお客さんとのお喋りや性行為は無にならないと
やっていられないときもありますよね。
今回は具体的にどういったストレスがあるかを
簡単にお話しようと思います。

ストレスとは?

ストレスは、≪心や体に影響する外からの刺激≫と
≪刺激を受けた時に生じる反応≫の2つに分けて考えられます。

私たちは通常、その刺激のことをストレスと呼んでいます。
ストレスの要因は主に
①環境要因、②身体的要因、③心理的要因、④社会的要因
に分けられます。
ストレス=ネガティブなものとは限りません。
進学、就職、昇進など、通常は喜ばしいとされるものも、
変化が刺激となりストレスになり得ます。

夜の仕事特有のストレス

仕事をする上で、適度なストレスは良い結果を生むことがありますが、
夜の仕事はその特性上、不満を口にすることがより難しかったり、
我慢せざるを得ないことが多い可能性があります。

夜の仕事特有と思われるストレスの例を上の①~④に当てはめてみます。
1 環境要因
 店内の照明(暗すぎる/明るすぎる)、店内の騒音、
 香水やアロマの匂い、・・
2 身体的要因
 昼夜逆転による睡眠リズムの崩れ、身体接触、
 体を使うことによる疲れや痛み、・・
3 心理的要因
 周囲に仕事を隠す罪悪感や孤独感、売り上げや順位のプレッシャー、
 病気の心配、・・
4 社会的要因
 世間からの目、客との関係性、同僚との競争、不安定な収入、
 自己投資に費やすお金、・・

ストレスを知り、コントロールを

ストレスの感じ方は人それぞれで、
何をストレスと感じるは性格や考え方、
これまでの経験などが影響しています。

また、ストレスへの反応も、体に表れる人、気持ちに表れる人、
行動に表れる人と様々です。
普段、“当たり前、仕方ない”とやり過ごしていることでも
実は大きなストレスになっている可能性があること、
他人にとってはストレスにならないことが、
自分にとってはストレスになり得ることを知っておきましょう。
「なんだか上手くいかない」
「いつまで我慢出来るか分からない」
という時は、何か大きな決断をする前に、
自分が何をストレスと感じているのか、
その対象をはっきりさせましょう。

昼の仕事に就くことで解消されるストレスもありますが、
夜の仕事を続けるためにストレスに早く気づき対処すること、
すなわちストレスをコントロールすることも一つの方法です。

いかがでしたでしょうか?
ストレスの反応としてどんなものがあるか、
具体的にどんな状態になったら専門家への
受診を考えるべきかは次回の記事でお伝えします。