第1回:転職のプロが教える!転職で仕事を探す前に分かっていた方がいいこと
- 2020.08.04
- セカンドキャリア

「今の夜の仕事を辞めたい」「夜の仕事を辞めて昼の会社に転職したい」
そう思っていても、
・やりたい事がない
・とりあえず残業が少ない事務系の仕事がいい
…という人は結構多いのではないでしょうか?
この連載では、そういった人がどういう風に仕事を探していけばいいのかを
簡単に説明していきたいと思います!
■就職活動の現実を知る
まずは仕事を探す前に分かっておかなければならないことがあります。
それは就職する上で、自分の希望を全て叶えられる仕事に就くのは、
残念ながら、かなり難しいということです。
仕事を探す際に
・給料はこの位貰いたい
・残業は少ないほうがいい
・土日休みがいい
・楽しくてやりがいのある仕事がいい
…など、自分の希望する条件があるかと思います。
自分が希望するいくつかの条件を全て満たす仕事や会社は
あるとは思いますが、その“求人”が出ることはあまりないのです。
その理由は実はあるんです!!
仕事内容も待遇も全てが好条件の求人は、誰もがやりたい仕事なので、
辞める人が少なく、人が不足するということが起こりにくいからです。
もちろん、そういう求人はゼロではなく、求人が出ている場合もありますが、
そのような求人は誰もが応募する人気の求人である為、
今まであまり専門的なスキル(ここでいう事務経験など)を
持っていない人にとって採用されることは非常に難しいのが現実です。

■仕事の傾向を知ろう!
実は仕事はいくつかの傾向があったりするんです。
(あくまでも個人的な傾向です)
・給料は安いが楽しくてやりがいのある仕事
→例) トリマー、WEB制作会社でのホームページ作成や広告バナー作成、
アパレル業での販売、カフェでの接客業
・仕事は辛くプライベートの時間も少ないが(歩合制なので)給料が高い仕事
→例) 不動産会社での営業、保険の営業
・専門的な知識やスキルを要する仕事
→例) 財務部門における会計処理、IT部門におけるプログラミングやデータ分析、看護師、会計士、弁護士など
・仕事は単純作業だが給料が安く、長期的な雇用が見込めず、キャリア形成に繋がりにくい仕事
→例) データ入力や梱包、コンビニのレジ打ち
自分がどんな働き方がいいのか、この機会に考えてみてもいいでしょうか。

■仕事を探すときは優先順位を付ける
仕事の傾向を知ったら、仕事内容を見つつ探していくのですが、
探す前に、まずは自分の希望する条件を具体的に書き出して、
優先順位を付けましょう。
具体的には最低でも
・給料(いくら欲しい)
・仕事内容(電話対応〇、対応営業×
などは必ず書き出しましょう!!
具体的に書いていくことで自分がどうのように働きたいのかが分かってきます。

もちろん、楽しくてやりがいのある仕事で給料もいい求人があれば
積極的に応募しても大丈夫です。
ただ、そのような求人はあまりないという事実があるのです。
好条件の求人ばかりを狙っていてはいつまで経っても仕事に就けません。
仕事を探す前にそれだけは念頭に入れてほしい点です。
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